家族にとって『最適な間取り』とは? ~形が無い「思い」を形にしていくコツ~

「3回建ててみないと良い家は建たない」??

 

我が家の場合、事前の診断テストの結果をもとに打ち合わせ(家族と・営業マンと)を重ねていき、間取りを決定していったので、全体的に満足のいく完成度になりました。


新築前は、「家は3回建ててみないと良い家は建たない」といった迷信も聞いていましたが、我が家ではそのようなこともなく初めての新築で成功を手に入れられたと思います。

 


例えば、夫は診断で、ひとりの空間を確保したいという希望があるという結果が意向度高く出ていたのですが、家族会議では、書斎は予算と建坪の都合上見送ろうと話し合っていました。


とは言え、家族の要望をなるべくなら実現したい、と営業の方からも仰って頂いたこともあり、その後の打ち合わせで、廊下とリビングの一角を利用して書斎スペースを確保する案も浮上しましたが、夫の性格上生活音のするスペースでは集中できないということでこちらも却下となりました。


すったもんだした挙句、結果的に、寝室のWICスペースを利用して書斎スペースをつくるという案に決定しました。

 

後で「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように

非常に重要だと思ったのが、営業の方が「旦那さんは書斎を強く望んでいる」という事実をないがしろにせず、実現に向けてあきらめずにアイデアを練ってくれたことです。

 

営業マンとの打ち合わせで、口頭だけで、「書斎があるといいな」と伝えたとしても、その要望の強さがどれくらいなのか?、他の要望と比べてどれくらいの優先順位なのか?、といったことは非常に分かりづらいことだと思います。

 

多くのご家庭では、「実はすごく強い希望を持っていたのに、話の流れで無くなってしまった」という要望がたくさん発生しているのではないか?と思います。

もしかしたら、「3回建ててみないと・・・」と言われる原因のひとつは、ここらへんにあるのでは?と思っています。

 

自分たちでも気づかないような点も資料化できる診断テストのおかげで、夫にとっても満足のいく家づくりになったようですし、「やっぱりこの会社に頼んで良かった」と心から言えることが非常に良かったと感じています。