自然素材の家の特徴と、夫婦合意のためにしたこと

自然素材って具体的にどんなもの?

「自然素材」とは言っても、どこが自然でなければならないか?を考えたときに、私は化学物質を含む一般住宅の建材や素材に、子供のアトピー性皮膚炎が影響されるのではないかという不安が大きかったです。


実際に自然住宅を扱うハウスメーカーの見学会にも参加しましたが、フローリングの肌触りや、室内に入った時の爽快感が一般住宅とは全く違ったように思います。

 


また、無垢材ならではのナチュラルな風合いも、既存のビニールクロスや合板のフローリングには出せない魅力があり、デザイン性としても見劣りないように感じています。


デザイナーズ住宅のように、個性のある見た目にはならない場合もありますが、自由設計を選択できるハウスメーカーであれば、希望を伝えることで理想に寄せることは出来ると思います。

 

夫婦合意、ハウスメーカー選びのための便利ツール


夫婦間で、しばらく平行線をたどっていたハウスメーカー選びではありましたが、最終的にインターネットで検索した住宅診断テストを利用し、お互い譲れない部分について上手に可視化が出来たと思います。

 

 

この診断テストは面白くて、

①家族間の要望や今の家の不満、優先順位が簡単に把握でき、

②それをいろいろなハウスメーカーへ提示することで、『本当に自分の要望の実現に向けて真剣に考えてくれる会社』かどうかを判断することができます

 

しかも、無料で受けられます。

 

実際、住宅を検討する側(購入する側)の知識が非常に乏しいことから、結果、ハウスメーカーの営業マンのお話を聞くのがメインになってしまった、と感じることが多くありました。

自分と家族の細かいところまで詰めきったうえで出てきた『要望』を、ちゃんと実現してくれるような動きになりづらいと感じていました。 

この診断テストの結果を持っていったハウスメーカーさんの中から、真剣に診断結果の中身を見て、提案までしてくれた会社が出てきたので、そこに安心してお任せすることができました。

 

皆さんも、ぜひご家族で診断を受けてみたら面白いと思います。

数分でスマホでできるし、自分が診断を受けた後、LINEで夫に転送して夫にも受けて貰えて、診断結果を家族で確認することができます。

 

改めて、このリンクです→理想の住宅診断 

 

私たちは、お互いの深層心理で要望や課題を確認し合った結果、上手に優先順位が決められ、ハウスメーカーの反応をチェックしながら進めることができたので、夫婦納得のうえで自然住宅を手がける会社に決定しました。

子供の皮膚炎のこと

家づくりの前に、子供の皮膚炎についてのこと

 

子供のアトピー性皮膚炎に気づいたのは生後間もなくのことでした。


オムツを変える際にかぶれることが多く、かぶれやすい体質なのかなくらいに捉えていましたが、ある日手足を掻きむしって泣きじゃくるわが子の姿に異変を感じ、すぐにかかりつけの小児科を受診したところ、アトピー性皮膚炎という診断結果でした。

 

ずっと抱えていた家事の負担・・・


普段から部屋の掃除には人一倍気を付けて、こまめに手入れしていました。

 

以前の家は結露の多い家で、結露によるカビの発生やホルムアルデヒドを含むクロス・フローリングもアレルゲンであると聞き、当時はかなり悩みました。


子供のためにも、身体にストレスをかけない無垢材を使用した建材を使用する自然素材の家に惹かれたのもこの時だったかも知れません。

 

いつしか普通になってしまっていましたが、毎日毎日、子供の皮膚炎が酷くならないように「毎日大掃除かよ?」というレベルで掃除をしていたと思います。

 

考え方の転換

注文住宅を建てようと決心し、夫婦で一番重要視することを決めてからは、いろいろと調べてみる過程で「家をキレイに掃除する」という考え方から、「そもそも害の無い家にしよう」と、考え方が180度転換されたと思います。

 

おかげさまで、今は非常に家事も楽になり、家の中で森林浴しているのと同様なほど、家が呼吸しているような感覚を覚える無垢材の家に子供も夫も大満足しています。

 

「今の課題」を根本的に無くすことができるかも・・・

家づくりって、今まで「普通」と思って我慢してきたことが、根本的に改善できるかもしれない重要な人生の転機だと身をもって感じています。

ぜひ、皆さんも、ご自身でも気付いていないような「課題」は無いか?、それを住宅によって根本的に無くすことができるのではないか?という観点で、ご家族で話し合ってみて下さい。

 

夫・子供のことを考えて『自然素材』の注文住宅を建ててみた~健康的な生活を手に入れる方法~

はじめてブログを書きます。

 38歳主婦です。

自分が体験した「注文住宅建築」について、読んで頂く方に少しでも参考になれば嬉しいです。

 

【注文住宅を建てようと思ったきっかけ】 

大手商社に勤務する夫と小学1年生の子供を持ち、子供の小学校入学を機に新築を意識し始めました。

ところが、、、

注文住宅って何もかもが初めてで、どーやって進めたらいいか?、本当にベストの選択なのか?がわかりませんでした。。。

意外と同じようなことで悩む方って多いと思います。

 

私たちは、多すぎる情報を一つ一つ見ていくのではなく、「まず、自分たち家族が暮らしていく・生きていくうえで『何を重視しているか』を理解する」ことからスタートしました。


当初、夫はデザイナーズ住宅などデザイン重視のハウスメーカーにしたいと言っていました。

しかし、『何を一番大事にするか』をさんざん夫婦で考えた結果、『子供を大事にしよう』という結論に至り、結果、子供と自分たちの健康を考えた家づくりをしよう、ということになったのです。

 

実は、簡単そうに見えて、一番難しくて一番重要!

 

恥ずかしながら、この『一番大事にすること』(≒優先順位)をすり合わせするのが、非常に難しい作業でした。

デザイン・間取り・書斎・お風呂・趣味のスペース・・・

いつも一緒に暮らしている家族だから、大体の家族の要望は理解しているつもりでした。

 

実は、子供がアトピー性皮膚炎を患っているので、最終的には「自然素材の建材を使用した家族が健康に暮らせる家にしよう」ということで一致し、その点を一番重要視する結論になったのですが、住宅を検討し始めた当初は、夫も私もお互いの要望がぼんやりしていて、言語化できない状態でした。

 

そのような状態だったので、ネットで検索して診断テストを実施し、夫婦間の要望や課題の違いを把握する方法を取ることにしました。

このサービスは面白くて、別の記事でも細かくご紹介しようと思いますが、家族間で家づくりの重要視していることや、今の生活で不満に思っていることが簡単に出てくるので、夫婦間のすり合わせに非常に活用できて助かりました。

 

住宅診断テスト : Users

 

数分でできるので、ぜひ皆さんもやってみて下さい。

別の記事でも書こうと思いますが、診断結果を「工務店選び」(どの工務店が信用できるか?)にも活用できるのでオススメです。


そんなこんなで、自然素材ということで、ローコストを謳うハウスメーカーと比較すると、価格的に不安な面もありますが、夫の年収と自身のパート収入を合算させて無理なく返済出来る範疇でしたので、迷いなく自然素材の家を新築することに決定しました。

新居完成後は、2年間続けているマクロビで食の安全にも留意したナチュラルな生活を送っています。